ベンチャー企業で働く皆さんは、自分のキャリアにおいてどのような役割を果たしたいと考えていますか?特に経営陣の近くで働くNo.2として活躍することを目指している方にとって、重要なスキルがあります。今回はそのスキルとなぜ必要なのか?意図を解説します。
経営者がNo.2に求めるスキル
結論からお伝えします。
経営者がNo.2に求めるスキル、それはコミュニケーションコストを最小限に抑える力です。
ここでのコミュニケーションスキルとは”何も言わないイエスマン”で俺についてこい。という訳ではございません。
コミュニケーションコストとは?
まず、コミュニケーションコストの定義について簡単に説明します。
これは、情報共有や意思決定を行う際に発生する無駄なやりとりや時間のロスを指します。
例えば、以下のようなケースが挙げられます:
- 必要な情報が欠けていて、何度も追加の質問をしなければならない。
- 報告内容が曖昧で、結局経営者が詳細を確認する必要がある。
- 相談が漠然としていて、解決策を見つけるのに時間がかかる。
これらは、経営者にとって大きなストレスとなり、全体の生産性を下げる原因になります。
背景:経営者にとっての「時間」の価値
経営者にとって、最も大切な資源は「時間」です。
戦略的な意思決定や新規事業の検討、ステークホルダーとのコミュニケーションなど、経営者の時間は限られており、極めて高い価値を持っています。そのため、コミュニケーションにおいて無駄なやりとりが発生することは、経営者の時間を奪い、会社全体の成長速度を鈍らせる結果につながります。
No.2として経営者を支えるためには、この「時間」の価値を理解し、いかに効率よく情報を伝えるかを常に意識する必要があります。
経営者が求めるNo.2像
コミュニケーションコストが少ないNo.2とはどのような人物でしょうか?具体例を踏まえながら考えていきましょう。以下の特徴を持っています。
- 簡潔で的確な報告ができる
PREP法(Point/結論-Reason/理由-Example/具体例-Point/結論)などを活用して、報告や提案が論理的かつ明確である。
2. 相談時に自分の意見や解決策を提示できる
単なる質問ではなく、自分なりの解決案を複数用意して話し合う。ただの投げやりにしない。
3. 経営者の時間を節約できる
報告に対して返信の必要がないレベルで情報が揃っている。ラインならgoodスタンプだけで経営者側は完結する。
具体例1:売上データの報告
悪い例
NG社員「先月の売上が落ちました。原因を確認中です。」
この例では、何が起きているのかが不明確で、経営者が追加の質問をしなければなりません。
良い例



「先月の売上が前年比−10%で520万円でした。主要因は広告のパフォーマンス低下で、具体的にはCTRが20%減少しています。現在、ABテストを実施中で、来週の月曜日までに改善案を提示します。」
この例では、問題の背景と対応策(+期日)が明確に示されており、経営者は追加で確認する必要がありません。「了解」だけで会話が完結します。
具体例2:新規プロジェクトの提案
悪い例



「新しいマーケティングキャンペーンを始めたいのですが、どう思いますか?」
この例では、詳細が不足しており、経営者が判断するための材料がありません。そもそも何で新しいキャンペーンを始めたいのか?現状がどうなっているのか?分からないので質問を繰り返すコミュニケーションコストが発生します。
良い例



「新しいマーケティングキャンペーンを提案します。
理由は、現状が〜〜(課題)だからで、~~を解決するためです。
具体的には3つのプランを考えています。プランAは〜、プランBは〜、プランCは〜です。
私としてはプランAが良いと考えています。
予算は月額50万円で、目標は1ヶ月でコンバージョン率−10%増加です。実施可能であれば来週から開始したいと考えています。いかがでしょうか?」
この例では、具体的なプランと目標が提示されており、経営者が即座に判断できます。
「プランAでいこう!」など会話が簡潔に、かつスムーズに進みます。
まとめ
No.2として経営者に信頼されるためには、コミュニケーションコストを最小限に抑える能力が必要不可欠です。
- PREP法を用いて簡潔かつ論理的に報告する。
→まずは「結論から話す」ことを大切に! - 相談時には自分の意見や解決策を提示する。
→特にベンチャーなら主体性は大切です! - 相手の時間を無駄にしない。
→時間に対する考え方を見直しましょう!
経営者の時間を守ることは、会社全体の成功に直結します。これらを意識することで、あなたの価値はさらに高まるでしょう。自分の成長に向けて、ぜひこれらのスキルを磨いていってください!
少しでも参考になったら嬉しいです!






